電波干渉回避技術開発用マシン

お客様より、電波干渉回避技術を開発するためのマシンとして、数値解析ソフトウェア MATLAB Parallel Computing Toolbox (parfor) を高速で処理できる構成のご相談をいただきました。ご予算は500万~700万円です。

ご提案では、Parallel Computing Toolbox (parfor) におけるマルチコアプロセッサを使用した並列処理を最適化するため、AMD EPYC 2CPU搭載のラックマウント構成としました。
CPUコア数はシステム合計128コアとなります。

本構成は現状1ノードで実現できる最大のコア数です。メモリ容量については特にご指定いただいておりませんが、CPUコア数が多いため、それに見合った容量を確保しています。

なお、AMD EPYCはデスクトップ向けWindowsをサポートしていません。
そのため、OSはMatlab 2022a、AMD EPYC双方がサポートしているWindows Server 2019を選択しています。
Linuxへの変更も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

【主な仕様】

CPU EPYC 7763 (2.45GHz 64コア) x2
メモリ 1TB REG ECC
ストレージ 1.92TB SSD U.2 NVMe
ビデオ NVIDIA P400
ネットワーク on board (10GBase-T x2)
筐体+電源 2Uラックマウント + 1600W/1000W リダンダント電源
OS Windows Server 2019 Standard 16C
その他 Windows Server 2019 追加コアライセンス 16C x7