【ユニポス】ソフトウェアの利用者が変わった際のお手続き

海外製品調達サービスユニポスではさまざまなソフトウェアをお取り扱いしております。

以前はCD/DVDなど物理的なパッケージで販売されるソフトウェアが多くありましたが、昨今ではほとんどのソフトウェアがダウンロードでの販売となりつつあります。

ダウンロード販売への移行に伴って、ソフトウェアと利用者を紐づけてメーカーが管理する製品が主流となりました(ソフトウェアの利用者として紐づけされた個人や組織を「ライセンス登録者」と呼びます)。

企業や組織にご所属のお客様からは

「ライセンス登録者って誰がなればいいの?」
「担当者が異動したら、ソフトウェアを後任者へ引継ぐことはできる?」

といったご相談をいただくケースも珍しくありません。

今回はこのようなライセンス登録者に関するご相談への回答と、ソフトウェアの利用者が変わった際のお手続きについてご紹介します。

 

ライセンス登録者とは

ソフトウェアは開発者の著作物です。このためメーカーには「ソフトウェアの利用方法を管理する権利」と「正当な報酬を得る権利」があります。一方、ソフトウェアの利用者は購入価格の対価としてソフトウェアを利用する権利を取得します。

メーカーと利用者双方の権利を守る方法の一つが、ソフトウェアと利用者の紐づけです。ソフトウェアと利用者の紐づけには、利用者がメーカーから適切で迅速なサポートを受けられるというメリットもあります。

ライセンス登録者は誰?

ライセンス登録者は実際にソフトウェアを利用する方を指定します(ソフトウェアによっては組織や企業を登録できるケースもあります)。

ライセンス登録者は変更できる?

個人で購入したソフトウェアの場合、残念ながらほとんどの製品でライセンス登録者を変更できません。

しかし、企業や組織で購入したソフトウェアの場合、ほとんどのメーカーがライセンス登録者の変更を受付けています。ライセンス登録者変更が可能かどうかは製品やメーカーによって異なりますので、ライセンス利用規約をご参照ください。
なお、ライセンス登録者変更の可否が不明な場合には、弊社でメーカーへの問合せや調査を代行することも可能です。

【ご参考 – ライセンス利用規約とは】
ソフトウェアの利用方法、メーカーの権利、利用者の権利、禁止事項などを定めた規定。
EULA(End User License Agreement)またはTerms of Serviceと呼ばれる。

利用者が変わった際のお手続き

担当者の異動などによってソフトウェアの利用者が変わった際は、ライセンス登録者を変更しましょう。以下に主なライセンス登録者の変更方法をご紹介します。

ユーザーアカウントからの変更

ソフトウェアの利用開始時にユーザーアカウントが発行されている場合は、アカウント内でライセンス登録者を変更できる場合があります。まずはアカウント内のマイページをご確認ください。

メーカーへライセンス登録者変更を依頼

利用者が変わったことをメーカーへ伝えて変更してもらいます。メーカーサイトの問合せフォームまたはメールにて依頼します。

ライセンス登録者変更をメーカーへ依頼する際は、以下の項目を伝えるとやり取りがスムーズです。

  • 製品名
  • 現在の利用者
  • 変更後の利用者
  • シリアル番号や注文番号

 

※※重要※※
ライセンス登録者変更を行わないままソフトウェアを使い続けると、メーカーが悪質な違反と判断した場合は利用停止や法的措置がとられるケースもありますので、利用者が変わった際はご面倒でもライセンス登録者変更のお手続きを行ってください。

お困りの際には

ソフトウェアの利用者変更でお困りの際には、テガラのサポートサービスをご利用ください!メーカーへの問合せや依頼を弊社で仲介、代行いたします。
なお弊社標準サポートでは「お客様がソフトウェアをインストールし利用開始するまで」を無償でお手伝いしています。利用開始後のトラブルやお問合せは基本的に有償での対応となります。

弊社サポートの継続をご希望の場合には、オプションサービス「あんしん+ ソフトウェア」へのご加入をご検討ください。「あんしん+ ソフトウェア」にご加入のお客様は、以下のようなサポートを追加料金なしで1年間回数無制限に利用いただけます。

  • 使い方の相談
  • 不具合やトラブルが発生した際の対応
  • 海外メーカーへの質問を弊社で仲介、代行
  • ライセンス登録者変更依頼を弊社で代行

サービス内容や初期費用は以下のページをご参照ください。