機械学習・大規模言語モデル (LLM) 処理向けマシン

産業用電機機器の研究に携わるお客様から、機械学習を用いた画像識別や大規模言語モデルを使用した自然言語処理なども実施可能なマシンをご相談いただきました。
お客様の想定しているスペックは以下の通りです。

OS:Ubuntu
メモリ:256GB以上
ストレージ:SSD 1TB以上、HDD 4TB以上
GPU:NVIDIA RTX 6000 Ada 世代 / 48GB以上

ご連絡いただいた内容を踏まえ、弊社からは下記の構成をご提案しました。

CPU Intel Xeon W7-2575X 3.00GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 22C/44T
メモリ 合計512GB DDR5 5600 REG ECC 64GB x 8
ストレージ1 2TB SSD S-ATA
ストレージ2 8TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX 6000 Ada 48GB (DisplayPort x 4)
ネットワーク on board (2.5GbE x 1 /10GbE x 1)
筐体+電源 ミドルタワー型筐体 1500W 80PLUS PLATINUM
OS Ubuntu 24.04

ご連絡いただいたご要望に合わせて構成を検討しました。
なお、ご提示の条件に対してご予算に余裕がありましたため、より快適な運用を見据えて、SSDおよびHDDの容量をそれぞれ2倍に拡張 (SSD 1TB→2TB、HDD 4TB→8TB) しました。

本構成は、将来的な拡張を想定していないGPU1基のみとなっております。
そのため、ご家庭や一般的なオフィス環境における「100V電源」で使用が可能です。
導入時以降にGPUの増設を検討される場合には、適切な電源ユニットや運用環境などを個別にご案内いたします。

同一型番のGPU「NVIDIA RTX 6000 Ada 48GB」を2基搭載した仕様の導入事例もございますので、下記ページをご参照ください。

参考:RTX 6000Ada x2枚搭載 AI開発用マシン

GPUの増設や複数基の搭載に伴って構成全体の消費電力が増加する場合、200V電源環境でのご利用が必要となるケースもございます。

総消費電力の目安として、1600Wの電源ユニットをご利用の場合、200V環境では最大出力の1600W、100V環境ではおよそ1200Wまで対応可能です。

ご提示いただいたご希望に合わせて柔軟なマシンをご提案いたします。掲載内容とは異なる条件でも、お気軽にご相談ください。

 

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