果実や花の葉柄や細い茎用の樹液流計測センサー「Sap Flow Sensors SF-4M / SF-5M」

■こちらは、2019年10月25日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

ユニポスWEBサイトに、果実や花の葉柄や細い茎用の樹液流計測センサー Sap Flow Sensors SF-4M / SF-5M のページを追加しました。

Sap Flow Sensors SFタイプは、植物の水や養分の通路である葉柄や茎、小花柄(直径10mm未満)の樹液の流れを測定・監視するためのセンサーです。このセンサーは、茎や葉柄の内部に浸透する方法ではなく、茎などを外側から包み込むシリンダータイプのため、植物を痛めません。

シリンダー内部には、小型のヒーターと、ヒーター上下部に温度センサーがあります。小型のヒーターに電力を供給することで、 茎の一部を周囲より2~3度ほど温め、樹液流量と蒸散速度を得るための出力信号を測定し、データ分析に役立てます。

上記製品のほか、edaphic scientific社の環境調査・モニタリング等の計測機器のお問い合わせの際には、 ご希望の製品名をお知らせください。

※お知らせ※ (2020年10月追記)

Sap Flow Sensors SF-4M / SF-5Mは、現在新型コロナウイルスの影響により半年ほど生産を停止しています(2020年10月時点)。

ご希望がございましたら、代替品を案内いたしますため、下記項目をお知らせください。

– 測定対象の種について
– 測定対象の茎や幹の直径

再販の見通しが立ちましたら、本ページにてお知らせいたします

※お知らせ※ (2022年2月追記)

新型コロナウイルスの影響による生産停止に伴い、2020年10月頃よりご案内を見合わせておりましたが、このたび生産が再開されましたのでお知らせいたします。

納期はご依頼の時期にもよりますが、5-10週間(4-8weeks+1-2週間)となっております。

樹液流量センサー SF-4M / SF-5M の仕様

SF-4M:
– センサーのサイズ:30 x30 x40 ㎜
– 推奨する幹の直径:1 ~ 5 mm

SF-5M:
– センサーのサイズ:30 x35 x40 ㎜
– 推奨する幹の直径:4 ~ 10 mm

SF-4M / SF-5M 共通:
– 測定範囲: < 3 ml / h1 (* 樹液流量 = 蒸散量(単位:体積(重さ)/時間 )
– 出力: 標準 0 ~ 2 VDC, linear(Optional) 4 ~ 20 or 0 ~ 20 mA
– 供給電圧: 10 ~ 30 VDC @ 1W max
– 加熱電力(標準): 30 mW
– ウォームアップ時間: 5 分
– 動作温度: 0~50℃
– 3芯ケーブル(電源、接地、データケーブル)を備えたセンサーのみ

※Sap Flow Sensor のご利用には、データロガー「CELLVISOR」が必要です (別売・併せてご購入いただけます)