電磁界解析用ワークステーション例(予算200万)

■こちらは、2019年11月14日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客様より、RSoftを用いた電磁界解析、特に計算負荷の大きいFDTD(時間領域差分)をより高速に計算し、かつLightTools、Zemax、MATLAB、FloTHERMといったソフトウェアも並行で利用することを想定したワークステーションの導入を検討しているとご相談をいただきました。

マルチプロセッサ(並列)処理に対応している、RSoft FullWAVE をお使いになられる前提で、コア数を重視した構成としております(※)。またWindowsの場合、プロセッサグループの関係上、64スレッドまでの対応といったソフトウェア (今回ご利用のソフトウェア候補である Zemax等)もあるため、使用想定ソフトウェア全体を加味し、今回は64スレッド付近での動作クロックを優先した仕様といたしました。

※マルチプロセッサ(並列)処理対応ソフトウェアは、コア数が多いほうが計算効率が上がり、結果を取得するまでの時間が短くなる(早くなる)傾向があります

スレッド上限を加味せず、最大コア数や、データ用のストレージを増やすことも可能ですので、別途お問い合わせください。

【主な仕様】

CPU Xeon Gold 6254 (3.10GHz 18コア、36スレッド) x 2 (合計36コア、72スレッド)
メモリ 384GB ECC REG
ストレージ SSD 1TB S-ATA
ビデオ Quadro P620
ネットワーク GigabitLAN x 2
筐体+電源 ミドルタワー筐体(幅200x高さ430x奥行560mm ※前面パネル含まず)+1000W
OS Windows 10 Professional 64bit