■こちらは、2020年11月25日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。
お客様より、CAEソフトウェア「Femtet」とMatlabを使用するためのマシンについてご相談をいただきました。現在使用中のマシン(メモリ32GB)では、連続メモリ領域の不足で計算が中断されることが多く、この点を解消しつつ計算速度を向上させたいというご相談です。
Femtet自体は並列化オプションを導入することでマルチスレッド処理にも対応しますが、並列計算による高速化は8スレッドあたりで頭打ちになります。また、Femtetはメモリにかかる負荷が非常に大きいソフトであり、処理の種類によっては数百GBのメモリを使用します。
こうした前提を加味して、8コアよりも余裕をもたせた12コア1CPUに、現行マシンのメモリ32GBで計算が中断されることを加味したメモリ256GBの構成にてお見積りしました。
本構成はMatlabの動作要件も満たしておりますが、ストレージの追加やビデオカードなども承っていますので、お気軽にご相談ください。
【主な仕様】
| CPU | Xeon Processor W-2265 (3.50GHz 12コア) |
| メモリ | 256GB (64GB x 4) |
| ストレージ | 1TB SSD S-ATA |
| ビデオ | NVIDIA Quadro P620 |
| ネットワーク | on board (10/100/1000Base-T x1 5G x1) |
| 筐体+電源 | ミドルタワー筐体 (幅240 x 高さ475 x 奥行547mm) ＋ 850W |
| OS | Windows 10 Professional 64bit |
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