北米および欧州の一般市民の、3D人体測定 データベース「CAESAR 3-D Anthropometric Database」

ユニポスWEBサイトに、北米および欧州の一般市民の、3D人体測定 データベース CAESAR 3-D Anthropometric Database のページを追加しました。

CAESAR 3-D Anthropometric Databaseは、2,400名の米国・カナダの一般市民、および1,900名のヨーロッパの一般市民の表面人体測定のデータベースです。

18～65歳の男性・女性のデータが含まれており、 1人につき「立ちポーズ」「座位ポーズ」「カバレッジポーズ」の3種類の3Dスキャンデータが収録されています。 またおよそ100項目の身体測定の単変量測定値データも含まれており、同じくデータベースに含まれている人口統計データと併せて、 製品設計のためのターゲット市場に合わせたサンプルを作成することが可能です。

CAESAR 3-D Anthropometric Database 概要

・北米 (米国・カナダ) の18～65歳の男女 2,400名分のデータ「North American Edition」と、欧州の18～65歳の男女 1,900名分のデータ「European Edition」の2種類がございます

・さまざまな体重の18～65歳の男性・女性のデータが含まれており、1人につき「立ちポーズ」「リラックスした座位ポーズ」「カバレッジポーズ」の3種類の3Dスキャンデータが収録されています (3Dスキャンデータを表示にするには、3Dソフトウェアが必要となります)

・3Dボディスキャンから自動ランドマーク認識(ALR)技術を用いて抽出された解剖学的ランドマークからのおよそ「60項目」、そしてメジャー(巻尺)などを用いた従来の身体測定法による測定データからのおよそ「40項目」の、身体測定の単変量測定値がデータとして含まれています (コンマ区切りのテキストおよびExcelスプレッドシート形式)

・データベースに対する年齢、民族グループ、性別、地理的地域、教育レベル、職業、世帯収入などの人口統計データ、 およびこのデータベースがどのように生成されたかのプロトコルをカバーするレポートも収録されています

CAESAR (Civilian American and European Surface Anthropometry Resource)ついて

航空宇宙や自動車、アパレルなどのさまざまな業界による包括的な研究プロジェクトとして始まり、これらの業界と政府がパートナーシップを組み、広範囲な身体測定値のサンプリングを収集、整理したものになります (調査は1998年4月から2000年初頭にかけて実施)。

※ CAESARプロジェクトについての詳細はこちらをご覧ください (SAE International WEBサイト)