掘削解析用マシン

お客様より、MIDAS GTS NXを用いたトンネルの掘削解析用マシンのご相談をいただきました。
ご予算50万~70万円の範囲での提案をご希望です。

MIDAS GTS NXについてメーカーWebフォーラムを確認したところ、並列処理には対応していますがコア並列の効率化がそれほど高くなく、4CPU時でも1CPU構成と比較して劇的な効率UPにはなっていません。その上で、フォーラム上では8コアまでの動作は問題なくサポートされている旨の記載がございました。これらの情報を踏まえ、コア数よりも1コアの速度をある程度重視する方向で検討しています。

また、MIDAS GTS NXのメーカーWebによるとGPUアクセラレートに対応していますが、GPUは単精度が必要となります。NVIDIAの倍精度GPUは、カード単体で100万円以上のコストとなるため、ご予算を大きく超えてしまいます。そのため、本構成でのビデオカードは倍精度計算を考慮せず、あくまで画面表示用としての利用を想定しています。

【主な仕様】

CPU Ryzen9 5950X (3.40GHz 16コア)
メモリ 128GB (32GB x4)
ストレージ1 1TB SSD M.2
ストレージ2 4TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA Quadro P2200
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Windows 10 Professional 64bit