ToF+RGB方式のデプスカメラ Vzense DCAM560C シリーズ

ユニポスWebサイトの ToF方式のデプスカメラ Vzense DCAM でご紹介しておりますDCAMに新しいラインアップ「DCAM560C シリーズ」が加わりました。

Vzense DCAM560Cシリーズは、ToF方式の深度認識にRGBセンサーを備えた、搬送や運搬業務の自動化に特化した工業用グレードのデプスカメラです。

 

DCAM560Cシリーズについて

Vzense DCAM560Cは、軽量で広い視野(69°x51°)、そしてVGA解像度(640x480ピクセル)を有した工業用グレードのToF方式のデプスカメラシリーズです。信頼性の高い正確な3D深度データにRGB情報を追加することでより高度な物体認識や追跡が可能になりました。
DCAM560Cは、 AGV/AMR や産業用ロボットによる自動化、スマートロジスティクス、スマート農業、人数カウントや行動分析など、幅広い分野で活用いただけます。

さまざまなタスクに合わせたカスタマイズも可能です。

AGV/AMRとは:

AGV(automatic guides vehicle) は、指定ルートを無人かつ自動で走行してモノを運ぶ搬送用台車です。これに対してAMR(autonomous mobile robot)は、人や物などの障害物を自動的に回避して走行できる自律走行方の搬送ロボットです。
人手不足による作業・業務軽減など社会的な課題に対し、搬送業務の自動化のために注目されています。

DCAM560C ラインアップ

 

DCAM560C の主な仕様:

  • Sensors : ToF CCD+RGB
  • Laser emitter : 940nm VCSEL × 2(※)
  • TOF resolution : 640 × 480, Max.30fps
  • Depth sensing FOV : 69°(H)×51°(V) (940nm) , Max 110°(H)×85°(V) (850nm) *Customizable
  • Output format : Depth RAW12 + IR RGB MJPEG
  • Interface : Gigabit Ethernet and RS485
  • Power supply/power consumption : POE+ or 12VDC JACK (DCAM560C Pro) / 12V DC JACK (DCAM560C Lite)
  • Accuracy of distance : <1%
  • Work range : 0.3m to 6m (4 different range modes) *Customizable
  • Working temperature : -20℃~+50℃
  • OS compatibility : Windows 7/8/10, Arm Linux, Linux
  • Development Environment : C/C++ SDK
  • IP Level : IP67

※メーカーページでは Laser emitter は「940nm VCSEL」のみとなっておりますが、「850nm VCSEL」 も提供可能です。ご希望の仕様をお知らせください。

※DCAM550シリーズについてはこちらをご参照ください


 

お知らせ

今回ラインアップに新たに加わったVzense DCAM560Cシリーズの他、ToF方式を採用した 評価キット(DCAM710) があります。

また、ToFセンサーに Sony IMX570 を採用した新シリーズ 「DS77」のリリースが予定されております。
出荷開始時期、製品詳細につきましてはメーカーアナウンスをお待ちください。