ユニポスWEBサイトに、運転支援システムデバイス commaデバイス(comma three devkit)を取り付けるためのボディ「comma body」の製品情報を追記しました。
研究開発における自動運転機能を実現するためのcomma threeをヘッド(頭脳)としてcomma bodyに装着することで、あっという間にヒューマンサイズの自律走行可能なロボットが完成します。
comma body とは
comma threeのモバイルプラットフォームです。100万時間以上の使用実績を持つオープンソースの運転支援システム「openpilot(オープンパイロット)」を動作させることのできるロボット開発キットです。スリムなボディはシンプルで圧迫感がなく、ヘッドを含めて142cmと小柄(キッズサイズ)です。H265 エンコーダを介してサブ100㎜秒の遅延でブロードキャストします。
オンボードのカルマンフィルタによる位置推定、IMUとカメラオドメトリを統合し、3DoF(デバイスの向きと位置情報)を決定します。ソフトウェア側では車体のバランスをとり、Webインターフェースを介して運転することができます。スマートフォンで自由に制御することも可能です。
メーカーでは、将来的には腕2本と膝1関節を加えた、自律走行可能なロボットロコモーションの確立を目指しています。
※腕と膝は2023年リリース見込みです
主な特徴
- Sensorium Streaming
3台のカメラを搭載したcomma threeによる位置決めと品質の高い画像取得 - Precise Motor Control
ブラシレスモータを直接制御し、瞬時のトルクを実現 - Ubuntu 20.04の動作をサポート
- オープンソースソフトウェア
comma bodyを用いた ビデオストリームの例 他
以下の動画「comma body / The Future of People」では、 comma bodyを用いたリアルタイムビデオ送信や、今後の製品開発情報などをご覧いただけます。
※comma bodyから配信された画像のため多少ブレがございます。手ぶれの多い映像を見たときに生じやすい映像酔いにご注意ください。
comma bodyの仕様
- サイズ: L:16.5cm W: 39.5cm H: 142.3cm
- 重量: Device: 約8 kg
- モータ: 2 x 150W
- バッテリー充電時間:~2時間
- バッテリー: リチウムイオン 100Wh
※comma threeは付属しておりません。
取り付け方については、下記メーカーページをご参照ください。
Assembly Instructions
https://comma.ai/setup/comma-body
【参考情報】comma three devkitも取り扱っております。
■商品の詳細、お問い合わせはこちら omma three devkit / comma body | 運転支援デバイス |