
光の性質や応用に関する研究に携わるお客様より、事例No.PC-11041をご覧のうえ、予算100万程度で、研究室でLumericalとCOMSOLを用いた電磁界計算を行うためのPC購入を相談したい、とご相談いただきました。
ご相談の内容を踏まえ、弊社からは下記の構成をご提案しました。
CPU | Intel Xeon W5-2565X 3.20GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 18C/36T |
メモリ | 合計128GB DDR5 5600 REG ECC 32GB x 4 |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ビデオ | NVIDIA RTX A400 4GB (MiniDisplayPort x 4) |
ネットワーク | on board (2.5GbE x1 /10GbE x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー型筐体 1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
ご覧いただいた事例No.PC-11041を基に、CPUとメモリの性能を予算上限まで強化し、解析をよりスムーズに行える仕様としています。
CPUには18コア36スレッドのXeon W5-2565Xを搭載しており、多コアによる高い並列計算性能によりCOMSOLでの解析処理速度が向上します。
さらに、メモリを128GBに拡張したことで解析可能なモデルサイズが増加し、多変数パラメトリック解析など、大規模解析にも安定して対応できます。
複雑化する解析条件やモデルサイズにおいても、研究室内での計算時間を短縮でき、全体の効率化を実現します。
より大規模な解析に対応する高性能GPU搭載構成など、掲載のない仕様や特殊要件にも柔軟に対応可能です。
また、電磁界解析に最適なマシン構成を選定するポイントをまとめたページもご用意しております。
構成検討時の参考資料として、ぜひご活用ください。
このような分野で活躍されている方へ
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用途や研究規模に応じて最適なマシンをご提案いたします。
ご要望やご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。
キーワード・Lumerical FDTDとは Lumerical FDTDは有限差分時間領域法を用いた電磁界解析ソフトウェア。3次元構造の広い周波数範囲での解析が可能で、複素媒質や各種材料を考慮できる。 ・COMSOLとは COMSOL は様々な物理学や工学分野など製造や科学研究のあらゆる分野で利用されるソフトウェア。設計やデバイス開発、解析などで用いられる。 |
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