心理学実験ソフトウェア 「SuperLab」の 最新バージョン 6 が正式リリースされました

心理学実験ソフトウェアの中でも人気の高い Cedrus社の「SuperLab」の最新版、SuperLab 6 と SuperLab X6が正式にリリースされました。

SuperLabは、テキスト情報や画像、音、動画 などを含む心理学実験用の刺激提示プログラムの作成と、それらに対する被験者の反応を記録・分析するためのソフトウェアで、作成したプログラムを組み合わせた「試験」の作成、また試験を組み合わせた「ブロック」の作成など、階層的なテスト設計を行なうことができます。

※本記事は以下のWEBページを参照しています
What’s New in SuperLab 6

1.SuperLab 6 の新しい機能

1-1.新しくなったRun-Time Engine

Run-Time Engine(ランタイムエンジン)は、アプリケーションを実行するために必要なファイル群(ライブラリ)のため、目に見える機能ではありませんが、この機能の改良により、視覚・聴覚刺激提示のタイミングが改善されジッターがなくなりました。より正確に被験者の応答時間を含むデータ収集が可能です。

1-2.Sublists

刺激の位置や提示時間のリストをサブリストへ分割でき、またサブリストのペアリング(同期) の維持も可能になりました。これにより、高度で洗練された実験の設計を簡素化することができます。

1-3.SuperLab Remoteをサポート

SuperLab Remoteは、最新バージョン 6 に追加された新しい機能です。遠隔地にいる被験者にSuperLab 6/6Xで作成したテストを提供し、そのテスト結果データを収集することができます。なお被験者がテストを実施するには Windows もしくは Mac OSを搭載したコンピュータが必要です。

※SuperLab Remoteは年間ライセンスです(被験者の人数、テストの数に制限はありません)。

1-4.Windows版でのマイク入力

Mac版と同様、Windows版でも内蔵マイクを音声キーとして使用できます。タイミング精度(Windows/Mac)は、 約20msです。

1-5.StimTracker からの入力のサポート

入力刺激のイベントマーカーを記録するためのハードウェア StimTrackerの Duo または Quad から入力することができます。Quadモデルでは、より正確なボイスキー(音声応答)を使用できます。

1-6.改善されたGo / No-Goサポート

ビデオまたはオーディオクリップの長さに時間制限の設定が可能です。

1-7.アイコンの再設計

アイコンのデザインが改良され、ソフトウェアの機能がより明瞭です。

1-8.光センサー入力をサポート

RB-x40レスポンスパッドモデルの光センサー入力ができます。

1-9.リストを使用するイベントのプレビュー

最大20件までイベントをプレビューできます。

2.SuperLab 6X について

SuperLab X6 は、SuperLab 6 のすべての機能に加え、Tobii および SMIアイトラッカー(Eye Tracker)をサポートしています。アイトラッカーからストリーミングされている視線データを理解し、関心領域(AOI, Area of Interest)内にあるかどうかの判断に役立てます。

【主な機能】

・マウスやキーボードと同じように視線を入力インターフェースとして活用可能
・アイトラッカーエミュレーションモードを使用した実験の構築
・ストリーミングされた視線データを記録および保存

3.SuperLab 6 / X6 の動作環境

3-1.SuperLab 6

・Mac OS X (10.7.2 [Lion] 以降, Intel-based Mac)
・Windows 10 / 8 / 7 / Vista / XP(SP3)

3-2.SuperLab X6

・Mac OS (10.12 Sierra 以降)
・Windows 10 / 8 / 7 / Vista

※動画を使用する場合にはDirectX 9 以降のインストールと、それに対応したビデオカード*が必要です(* ハードウェアアクセラレーションのサポートとVMRを含む)。

4.バージョンアップについて

SuperLab 5を所有されているすべてのユーザーは、無償でSuperLab 6にアップグレードすることができます。また、SuperLab X5を所有されているすべてのユーザーは、無償でSuperLab X6にアップグレードすることができます。

アップグレードの詳細:  こちら(メーカーページ)