■こちらは、2021年3月5日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客様より、海洋モデルシミュレーション用マシンのご相談をいただきました。
FVCOMを使い、Fortranの計算コードを用いたCPU並列計算を行いたいというご要望です。
マシンスペックは、CPUは16~32コア、クロック数3.0GHz以上、メモリ128GB以上、OSはCentOSをご希望です。
動作クロック3.0GHz以上の条件ですと、現時点では2CPU向けのCPUのほとんどが候補から外れてしまうため、ご要望に近い構成を参考見積もりとしてご案内しました。通常では、AMD Ryzen Threadripper系も選択肢に入りますが、お客様がIntelのコンパイラを利用する予定でしたので、CPUもそちらに合わせる形としています。
マシン構成としては、CPUのベースクロックが3.0GHzに届きませんが、ご予算80万~90万円に最も近い構成です。マザーボードにはオンボードのビデオ出力がありますが、お客様のご要望にあわせて一般的な2D表示であれば問題のないレベルのビデオカードを搭載しています。
【主な仕様】
| CPU | Xeon Gold 6226R (2.90GHz 16コア) x2 (合計32コア) |
| メモリ | 128GB (32GBx4) ECC REG |
| ストレージ1 | 500GB SSD SATA |
| ストレージ2 | 8TB HDD SATA |
| ビデオ | NVIDIA Quadro P620 |
| ネットワーク | GigabitLAN x2 |
| 筐体+電源 | ミドルタワー筐体 (幅200 x 高さ430 x 奥行560 mm) +850W |
| OS | CentOS 7 |
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