電波天文学のためのクロスダイポールアンテナシステム「LWA-SYS - LWA Antenna System」

ユニポスWEBサイトに、電波天文学のためのクロスダイポールアンテナシステム LWA-SYS – LWA Antenna Systemのページを追加しました。

LWA-SYS – LWA Antenna System は、安価で頑丈、および組み立てが簡単な、宇宙探査や天文学研究のための受信専用のLWA(Long Wavelength Array, 長波長アレイ)クロスダイポールアンテナシステムです。

LWA Antenna Systemについて

以下の写真のように三角形の傾斜した4つのブレード(翼)、三角形の頂点にあるアクティブバラン用のエンクロージャー(バラン/プリアンプ)、センターマストとロッド、およびグラウンドステート(留め具)などで構成された逆V字型をしています。

ブレードを広げることで大きな開口部を構築し、最低周波数5～90MHz(HF/VHF)によって遠方の放射パターンや光源を捉えます。例えば、太陽電波観測や掃天観測などでは、1～8本のアンテナを使用します。

LWA-SYS は、4つのブレードと支柱で構成されるクロスダイポールアンテナ(LWA-ANT)、アンテナ上部の長方形の筐体に収められた観測用の読み出しエレクトロニクス(LWA-FEE)、中央の支柱を支えるためのグラウンドステーク(LWA-STK)が各1つ含まれているセット品です。

アンテナの設計周波数は約5MHz～90MHz、地面打ち込み型となっており高さは地上1.52mです。

無指向性のドーム型アンテナパターンを傾斜要素として得られます。水平から水平に近い範囲をカバーしますが、仰角が低いと応答が低下します。指向性が必要な場合は後処理でビームフォーミングを行い、アレーアンテナとして設計することも可能です。

Item	Description
LWA-FEE	Front-End Electronics, Active Balun for one crossed-dipole antenna (dual assembly)
LWA-ANT	Crossed-dipole antenna including mast
LWA-STK	Ground stake for Item LWA-ANT
LWA-SYS	Includes 1 each LWA-FEE, LWA-ANT, LWA-STK
LWAPC	LWA Power Coupler without quadrature coupler
LWAPC-Q	LWA Power Coupler with quadrature coupler
LWATV-RPi	Pre-programmed 8 GB micro-SD memory card with LWA TV GUI

※出荷構成、重量はご注文のアンテナの数によって異なります

詳しくは下記URLをご参照ください。

Long Wavelength Array Active Crossed-Dipole Antenna
https://reeve.com/RadioScience/Antennas/ActiveCrossed-Dipole/LWA_Antenna.htm

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