
遺伝子研究に携わるお客様より、PythonやRを用いたシングルセルRNA-seq解析を行うためのマシンをご相談いただきました。
FastQCデータからQC (Quality Control)、マッピング、定量、データ解析まで実施する予定で、現状のマシンでは、処理の実施から完了までに24時間程度かかっているため、処理時間を短縮したいと伺っています。また、RのParallelパッケージは使用していないので、クロック数を重視する構成をご希望です。
ご連絡いただいた条件を踏まえて、弊社からは以下の構成をご提案しました。
【主な仕様】
| CPU | Core i9-13900KS (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 16コア) |
| メモリ | 128GB |
| ストレージ1 | 4TB SSD M.2 |
| ストレージ2 | 16TB HDD S-ATA |
| ビデオ | NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 |
| ネットワーク | on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1 |
| 筐体+電源 | ミドルタワー筐体 + 850W |
| OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
コア数よりもクロック数を重視した構成が望ましいとのことから、Core i9-13900KSを用いた構成としております。Core i9-13900KSは発熱が大きいため、本構成のCPUクーラーは通常よりも大きいサイズに換装しています。
もし、RのParallelパッケージを使用している場合や、同時に走らせる計算数を増やしたい場合には、AMDのCPU(ThreadripperPRO)を用いた構成も選択肢に入ります。その場合は、計算数や規模に合わせたメモリ容量の設定も合わせてご検討ください。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■FAQ・Rとは
・WSL2とは
・FastQCとは
・Pythonとは
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