HDD返却不要サービスの必要性とは?

弊社の研究用・産業用PCの製作・販売サービス「TEGSYS -テグシス」では、研究開発用途向けのPCを、お客様のご予算や用途に合わせてオーダーメイドでご提供しています。
今回は弊社製PC向けのサービスである「HDD返却不要サービス」をご紹介いたします。

HDD、SSDはデリケート

温度・湿度の変化が激しい季節には、PCトラブルが発生しやすくなります。
また、サーバー用途や装置への組み込み用途などで連続稼働させているPCでは、夏や冬の長期休暇時期にシャットダウンし、休み明けに再度起動させようとすると、起動不良が発生…といった経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

原因は状況により様々ですが、トラブルの中でもHDDやSSDのストレージの故障による起動不良は珍しくありません。
特にHDDのようにスピンドルを持つ精密機器の場合、温湿度の変化や長期間動かさなかったことによって回転軸のオイルが凝固してしまったり、回転軸用のモーターが故障したり、データを読み取るヘッダがディスクを傷つけ読み取り不能となったり、様々な故障要因があります。

そのようなリスクがあるものの、HDDにはお客様が研究開発業務で取得・作成した多数のデータが保存されることになります。

故障HDD、SSDの取り扱いは?

では、そんな大事なHDDが故障した場合の流れを考えてみましょう。
弊社製PCの保証期間内にHDDおよびSSDが故障した場合、通常は新品のHDD (SSD) への交換対応となり、故障したHDDはご返却いたしません。

しかし、今日では企業コンプライアンスの観点から、業務・顧客情報に関わるデータを外部へ持ち出すことを厳重に管理する企業や組織がほとんどだと思われます。論理障害・物理障害を問わず、通常の方法では読み取れないストレージでも、情報漏洩リスクを回避するために、社内で取り決めたルールに基づいて厳重に管理・廃棄するユーザーが増えています。

情報漏洩リスクによる企業や組織のイメージダウンは業務・業績に直接的・間接的に影響しますので、非常に重要な問題です。故障HDDを自社で廃棄するにせよ、外部へ委託するにせよ、自らコントロールするという考え方が必要なのは間違いないでしょう

HDD返却不要サービスって何?

このような課題を解決するために、テグシスでは「HDD返却不要サービス」をご用意しています。
弊社製PCにおいて保証期間内にHDD (SSD) が故障した場合に、新品のストレージをご提供しますが、故障したHDDはお客様にて保管・管理していただくことが可能になります。(弊社へ引き渡していただく必要はありません)
※名称は「HDD」ですが、SSDもサービス対象となります。

お申し込みのタイミング

  • PCご購入時
  • 延長保証「あんしん+」 ご加入時 (後日加入含む)

料金表

条件 搭載HDDが2台までのPC 搭載HDDが3台以上のPC
料金 ¥2,200/1年 ¥6,600/1年

 

注意点

  • PCの保証期間とHDD返却不要サービスの加入年数は同じにしていただく必要があります。
  • サービスの適用は、障害発生時にお客様からヒアリングし、PCを検証させていただいた上で、HDDが故障している可能性が高いと弊社が判断した場合に限ります。
  • 原則として、お客様の自己申告によるHDDのご提供はいたしておりません。
  • SSDも同様の料金となります。
  • PCの仕様によっては料金が異なる場合があります。
  • HDDに記録されているデータ等の保証をするものではありません。

まとめ

データを保存するHDDやSSDなどのストレージは、お客様の大切なデータを保存する役割があると同時に、外部への持ち出しや何らかの事情で廃棄する際にも慎重な取り扱いが求められます。
弊社製PCをご利用のお客様は「HDD返却不要サービス」へご加入いただくことで、故障HDDを引き渡す必要がなくなり、安全かつスムーズな修理対応が実現できます。
重要性の高いデータを取り扱うお客様、社内コンプライアンスでデータの持ち出しルールや取り扱いを厳重にされているお客様は、是非「HDD返却不要サービス」をご検討ください。