AMD EPYC Romeを用いた計算用WS例

■こちらは、2020年1月7日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客さまより、分子動力学計算プログラム LAMMPS を用いた多人数の計算ジョブに適したワークステーションのご相談をいただきました。

多人数による複数計算ジョブを想定する場合、一般的に、コア数 (スレッド数)が多いマシンが適しています。市場シェアの面から多くのソフトウェアはIntel CPUに処理が最適化されていることが多いのですが、今回はAMD CPUでの実例も多いLAMMPSでのご利用がメインということでしたので、より多くのコアを利用することの出来るAMD EPYC を採用した構成を提案させていただきました (64コアのAMD EPYC 7702P でのご提案)。

【主な仕様】

CPU AMD EPYC 7702P (2.0GHz 64コア/128スレッド)
メモリ 128GB (16GBx8) ECC REG
ストレージ SSD 2TB
ビデオ NVIDIA Geforce RTX 2080
ネットワーク GigabitLAN x2
筐体+電源 タワー筐体 (幅193 x 高さ424 x 奥行 525 mm) +1200W Platinum
OS CentOS 7
その他 LAMMPS インストール (GPU対応)、NVIDIA CUDA Toolkit