iRIC Softwareの二次元水理解析ソフトを快適に使用できるマシンをご相談いただきました。
現在はXeon W-2125を搭載した構成をご利用ですが、処理に時間がかかるため、できるだけ解析に特化したマシンを必要とされています。
また、3DCADを使用することがあるため、そちらへの対応も踏まえての提案をご希望です。
弊社からのご提案では、ご利用のソフトがマルチコア計算に対応していることを前提としたスペックをご用意しました。該当ソフトのソルバは複数存在するため、事前にソフトウェアメーカー様へご利用中のソルバの対応を確認いただくことをお勧めしています。
なお、多コアでの並列処理によって速度を向上させる、という考え方で構成を検討していますが、計算によってはあまりコア数が多くても処理能力が頭打ちになってしまう、あるいは多コアでの並列処理に対応していなかったりする場合があります。既存マシンのCPUと比較すると、世代や効率の面で性能がUPしているため、速度の向上が見込めると考えられますが、マルチコア効率が悪い場合、もしくは対応していない場合には、劇的な速度改善が難しいと考えられますので、ご注意いただけますようお願いいたします。
3DCADにつきましては、ワークステーションとして標準的なグレードの製品であるA2000としています。扱うモデルが複雑な内容である場合には、上位のA4000などが視野に入ります。実際の処理とコストのバランスなどを踏まえてご検討いただけますと幸いです。
【主な仕様】
CPU | Ryzen9 5950X (3.40GHz 16コア) |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 1TB SSD M.2 |
ビデオ | NVIDIA RTX A2000 |
ネットワーク | on board (10/100/1000Base-T x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体 + 850W |
OS | Windows 10 Professional 64bit |
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