
お客様よりPython用スクリプト難読化ツール「PyArmor」について質問をいただきました。
PyArmorは、アプリケーションのコードを分かりにくい形に変換するツールです。ソースコードの流出、不正改造、リバースエンジニアリングなどへの対策に役立ちます。
ご相談事例
開発中のアプリケーションを、PyArmorで難読化して販売予定のお客様からのご質問です。
ご質問内容
PyArmorを商用利用する場合、製品名とライセンスを紐づけする必要がありますが、製品の正式名称はまだ決まっていません。
製品名が決まらないとPyArmorを利用できないのでしょうか?
弊社からのご案内
製品の正式名称が決まっていない場合でも、PyArmorを利用できます。
PyArmorをセットアップする際に名称未定(To Be Determined)として製品名を登録し、販売開始までに正式名称と紐づけし直してください。
なお、製品名の変更は「1回限り可能」です。
製品名が未定の場合のセットアップ
- PyArmorをインストールするPC上にアクティベーションファイルを保存
※アクティベーションファイルはメーカーが発行するセットアップ用コードが含まれたテキストファイルです - 名称未定製品用のコマンドでアクティベーションファイルを登録
※xxxxはライセンスごとに異なります$ pyarmor reg -p “TBD“ pyarmor-regcode-xxxx.txt
- 正式名称が決まったら、以下のコマンドで名称を変更
※正式名称との紐づけは製品販売前に行います$ pyarmor reg -p “製品名“ pyarmor-regcode-xxxx.txt
【ポイント】 reg -pの後に“TBD”と指定することで、製品名を変更可能な状態でセットアップできます。 開発コードや仮の名称で登録した場合は、名称変更はできません。 |
セットアップの詳細はメーカーページをご参照ください。
Initial Registration – Product name is not decided | PyArmor Documentation
https://pyarmor.readthedocs.io/en/stable/how-to/register.html#product-name-is-not-decided
なお、上記はPyArmor Version 8での手順です。
旧バージョンのセットアップ方法とは異なります。
PyArmor Version 8の詳細は、以下のページで紹介しています。
ご質問やご相談について
弊社では海外製品の導入やお取り扱いに対するご質問やご相談を承っております。
※より適切なご提案のためライセンスの種類や、ご利用環境、用途などをお伺いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
■ 海外製品のことならユニポス |