Isaac SIM用ワークステーション ハイエンド構成 (2025年9月版)

お客様より、Isaac SIMを用いて大規模な合成データを生成するためのワークステーションをご相談いただきました。高度なシミュレーションに対応できる構成をご希望です。

ご連絡いただいた内容を踏まえて、弊社からは下記の構成をご提案しました。

CPU AMD Ryzen ThreadripperPRO 7975WX 4.00GHz (boost 5.3GHz) 32C/64T
メモリ 合計256GB DDR5 5600 REG ECC 32GB ×8
ストレージ 2TB SSD M.2 NVMe Gen5
ビデオ NVIDIA RTX PRO5000 48GB
ネットワーク on board (10GBase-T x2)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 1500W 80PLUS PLATINUM
OS Ubuntu 22.04

CPUについて

AMD Threadripper Pro 7975WXを採用し、高い並列処理性能とメモリ帯域を確保。大規模なシミュレーションに対応します。

GPUの選定について

NVIDIA RTX PRO56000を搭載し、Isaac SIMでの合成データ生成に最適。高度な物理演算やレンダリングにも対応可能です。

メモリ・ストレージ構成

256GBの大容量メモリにより、複雑なシーンや大量のセンサーデータ処理が可能。2TB NVMe SSDで高速な読み書きと十分な保存領域を提供します。

 

テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時のご用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しております。
ハードウェア仕様のカスタマイズや周辺機器の追加、各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っております。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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キーワード

・NVIDIA Isaac Simとは
NVIDIA Isaac Simは、ロボティクス研究・開発向けの高精度な物理ベースシミュレーションプラットフォーム。ROS2との統合、AIトレーニング用の合成データ生成、LiDAR・RGBカメラ・IMUなどのセンサーモデルの搭載により、現実世界に近い環境でのロボット動作検証が可能。NVIDIA Omniverse上で動作し、複雑な環境構築やマルチロボットシミュレーションにも対応。自律移動、マニピュレーション、SLAM、強化学習などの研究に最適。

参考:NVIDIA Isaac Sim – ロボティクス向け物理ベースシミュレーションプラットフォーム

参考:GitHub – Isaac Sim: NVIDIAのロボティクスシミュレーション環境