Oxford Nanopore MinION Mk1D の推奨要件を満たす卓上型PCの導入についてご相談をいただきました。
OS は Ubuntu 24.04 LTS、メモリ 32GB、ストレージ 2TB SSD、CPU は Intel i7 (12 コア以上) を条件とし、GPU は NVIDIA RTX 5090 またはラップトップ向け GPU を希望されています。
予算は 47 万円以内で、拡張性よりもコンパクトな設置性を優先されています。
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K 3.90GHz(8C/8T)+3.30GHz(12C/12T) |
| メモリ | 合計32GB DDR5 6400 16GB x 2 |
| ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
| ビデオ | NVIDIA GeForce RTX5060Ti 16GB |
| ネットワーク | 2.5Gbx1,Wi-Fi 7 |
| 筐体+電源 | ミドルタワー型筐体+850W Cybenetics Gold |
| OS | Ubuntu 24.04 |
GPUの選定と予算調整
推奨要件を満たす構成を検討しました。
RTX 5090を採用する場合は、ご予算の47万円を大幅に上回ります。
そのため、今回のご提案ではOxford Nanopore MinION Mk1Dの最小要件を満たすGeForce RTX 5060Ti (16GB) を選定しています。
CPUはIntel Core Ultra 7 (8+12コア) 、メモリ32GB、ストレージ2TB SSDを搭載。
性能と予算のバランスを実現した構成です。
コンパクト筐体の採用
省スペース性を重視した「Define7 Compact」を採用しています。
サイズは幅210mm×高さ474mm×奥行427mmで、限られたスペースでも快適に運用可能です。
一方で、筐体サイズおよびエアフロー設計の制約から、発熱量が大きい高消費電力のGPUや、カードサイズの大きいGPUの搭載は推奨していません。
高いGPU性能を重視される場合は、十分なエアフローを確保できる、より大型筐体の採用が前提となります。
このような分野で活躍されている方へ
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キーワードMinION Mk1Dとは MinION Mk1Dは、Oxford Nanopore Technologies社が提供するポータブルなDNA/RNAシーケンサー。 |

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