ロボット機械学習向けに高性能ワークステーションの導入のご相談をいただきました。
ご希望の仕様は、OS が Ubuntu 22.04、CPU が Intel Core Ultra 9、メモリが 128GB、ストレージが SSD 4TB+HDD 2TB、GPU が RTX6000 Ada を4枚搭載の構成です。
| CPU | Intel Xeon W5-3535X 2.90GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 20C/40T |
| メモリ | 合計128GB DDR5 5600 REG ECC 16GB x 8 |
| ストレージ1 | 4TB SSD S-ATA |
| ストレージ2 | 2TB HDD S-ATA |
| ビデオ | NVIDIA RTX6000 Ada 48GB (DisplayPort x4) x 4枚構成 |
| ネットワーク | on board (1GbE x1 /10GbE x1) |
| 筐体+電源 | タワー型筐体+2800W TITANIUM |
| OS | Ubuntu 22.04 |
| その他 | 15A 200V電源ケーブル C19 – C14 |
CPUについて
ご要望のCore Ultraシリーズではコンシューマ向け設計で、PCI Expressのレーン数の仕様により2枚以上のGPUに対応しておりません。
代替案として、複数枚構成に対応可能なXeonベースのプラットフォームを採用しました。
PCIeレーン数が増えたことで、GPU4枚構成でも十分な帯域を確保し、安定したパフォーマンスを維持できます。
GPUと電源環境について
RTX6000 Adaを4枚搭載する本構成では、消費電力が非常に大きくなります。
(CPUやその他の機器を含めると、2000Wを超える可能性がございます)
そのため、安定した電力供給を確保するために、最大出力2800Wの電源ユニットを採用し、200V用の電源ケーブルも付属しています。
※搭載電源は200V専用モジュールです。
家庭用の100Vコンセントではご使用いただけません。
設置予定の設備が 200V に対応しているか、事前にご確認ください。
メモリとストレージ
メモリ128GB、SSD 4TBとHDD 2TBは、お客さまのご要望に応じて搭載。
学習データの処理や保存に十分な容量を確保しています。
このような分野で活躍されている方へ
|
テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時の用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しています。
各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っています。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

|
■ このPC事例に関する詳細、お問い合わせはこちら ※事例の名称またはご希望の条件などをご記入ください。 |


