
生物細胞学研究に携わるお客様より、PC導入のご相談をいただきました。
主な用途は、MATLABやPythonによる数理シミュレーション解析と、FIJIやMATLABを用いた画像解析です。
機械学習やAdobe After Effectsの利用も想定されており、GPU性能やストレージの拡張性についても柔軟な対応を希望されています。
CPU | Intel Xeon W7-3565X 2.50GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 32C/64T |
メモリ | 合計256GB DDR5 5600 REG ECC 32GB x 8 |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ストレージ2 | 8TB SSD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX4000 Ada 20GB (DisplayPort x4) |
ネットワーク | on board(2.5GBase-T x1) Wi-Fi,Bluetooth |
筐体+電源 | ミドルタワー型筐体+1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
CPU・メモリ構成について
数理シミュレーションや画像解析、並列処理を効率的に行うため、2025年9月時点で最新世代のIntel Xeon W7-3565X (32コア/64スレッド) を採用しました。
メモリは32GBモジュールを8枚搭載し、合計256GBを実装。さらに、空きスロットを8本確保しており、最大512GBまで増設可能です。
さらに、空きスロットを8本確保しており、最大512GBまでのメモリ増設が可能です。
GPU・ストレージについて
軽量な機械学習処理やAdobe AfterEffectsによる動画編集を想定し、NVIDIA RTX 4000 Ada (20GB) を採用しました。
ワークステーション向けGPUとして、画像分類や映像処理で安定した性能を発揮します。
システムには2TB NVMe SSDとデータ保存用の8TB SATA SSDを搭載。
作業内容に応じて保存先を使い分けることで、I/O負荷の高い作業でもスムーズな分析を実現します。
また、5〜10TBクラスのM.2 SSDの追加にも対応しており、将来的な解析規模の拡大にも柔軟に対応可能です。
このような分野で活躍されている方へ
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テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時の用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しております。
ハードウェア仕様のカスタマイズや周辺機器の追加、各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っております。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
キーワード・MATLABとは MATLABは、研究者や技術者向けの数値計算・可視化・シミュレーションソフトで、大学から企業まで幅広く利用されています。 ・FIJIとは Fijiは生命科学分野で広く使われるオープンソースの画像解析ソフトで、多数の便利なプラグインが標準搭載されています。
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