熱流体解析に携わる研究者より、Ansys Fluentを使用するためのワークステーション導入のご相談をいただきました。
現在は、CPUはAMD Ryzen7 9700X、GPUはRTX A1000(8GB)、ストレージはS-ATA SSD構成を利用されています。
メッシュ数3万規模の解析で処理時間が長いため、解析・ポスト処理の速度改善を重視した構成をご希望です。
予算は100万円程度です。
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 4.30GHz(Boost時最大5.70GHz) 16C/32T |
| メモリ | 合計192GB DDR5-5600 48GB x 4 |
| ストレージ1 | 1TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
| ストレージ2 | 4TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
| ビデオ | NVIDIA RTX PRO4000 24GB |
| ネットワーク | on board(2.5G x1) Wi-Fi,Bluetooth |
| 筐体+電源 | ミドルタワー型筐体+1000W 80PLUS PLATINUM |
| OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
CPUとメモリについて
メッシュ生成の処理速度はCPU性能とメモリ容量に依存します。
今回の構成では、CPUはRyzen 9 9950X(16コア)を採用し、従来の8コアから倍増することで、並列処理効率を向上させています。
また、メモリは64GBから192GBへ増強し、大規模モデルでのメモリ不足を回避しやすい構成としました。
小規模メッシュでは効果は限定的ですが、数十万メッシュ規模の解析では処理時間の短縮が期待できます。
GPUについて
ポスト処理の描画性能改善を目的に、RTX PRO 4000(24GB)を搭載しました。
GPU性能の強化により、結果表示の切り替えやモデル操作時の応答性向上が見込まれます。
このような分野で活躍されている方へ
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テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時の用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しています。
各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っています。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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