
3D CADおよびシミュレーションソフト「nTop」の利用を想定したPC導入について、ご相談をいただきました。
高解像度メッシュデータの処理を前提に、約100万円のご予算で、GPUはNVIDIA RTX 4000〜5000クラス、メモリは64GB以上を希望されています。
CPU | Intel Core Ultra 9 285K 3.70GHz(8C/8T) + 3.20GHz(16C/16T) |
メモリ | 合計128GB DDR5 6400 64GB x 2 |
ストレージ1 | 1TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ビデオ | NVIDIA RTX4500 Ada 24GB (DisplayPort x4) |
ネットワーク | on board (1GbE x1 /10GbE x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー型筐体+1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
GPUについて
nTop(旧nTopology)は、複雑な3D構造をリアルタイムで処理・表示するため、高性能なGPUと大容量のVRAMが求められるソフトウェアです。
公式ガイドではハイパフォーマンス要件として、24GB以上のVRAM搭載が推奨されています。
本システムではVRAM 24GBを搭載したRTX 4500 Adaを選定しました。
リアルタイムレンダリングの快適性と、解析処理の安定性を両立する構成です。
メモリと拡張性について
推奨要件では、最低でも64GBのRAMが求められています。
本構成では128GB(64GB×2枚)を搭載。
さらに、空きスロットを活用することで、最大256GBまでの拡張が可能です。
将来的な処理負荷の増加にも柔軟に対応できます。
CPUについて
公式ガイドでは、ハイパフォーマンス要件の目安として、16コア以上のCPUが推奨されています。
これを踏まえて、Intel Core Ultra最上位のCore Ultra 285K(8コア + 16コア)を採用しました。
高いクロック数と十分なコア数を備えており、CADソフトの設計処理やビジュアライゼーションに適しています。
このような分野で活躍されている方へ
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テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時の用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しています。
各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っています。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
キーワードnTopとは nTop(旧nTopology)は、複雑な形状やラティス構造、トポロジー最適化に特化した設計ソフトです。 |
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