
DFT法 (密度汎関数法)を用いた固体の電子構造計算プログラムパッケージ「WIEN2k」を用いて、バンド構造計算を行うことを想定した構成例です。
事例No.PC-11238Bをベースに、ご予算を150万円と想定した場合の構成です。
CPU | Intel Xeon Gold 6526Y 2.80GHz(TB 3.90GHz) 16C/32T x 2基構成 |
メモリ | 合計128GB DDR5 5600 REG ECC 16GB x 8 |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ストレージ2 | 8TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX A400 4GB (MiniDisplayPort x 4) |
ネットワーク | on board (10GBase-T x2) |
筐体+電源 | タワー型筐体 1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Ubuntu 24.04 |
WIEN2kでは並列性能が非常に重要となるため、ご予算内でコア数を優先した構成としています。
CPU1コアあたり4GBのメモリが推奨されているため、メモリ容量は合計128GBとしました。
本構成は、スタンダードモデルで1週間以上かかるSFCの大規模な処理も、並列計算機能の活用により計算コストを抑えて実行できるようにしたものです。
より本構成よりコストを抑えた構成は、こちらをご参照ください。
PC-TUNM253194 WIEN2k用マシン エントリーモデル (2025年6月版)
PC-TW2M253195 WIEN2k用マシン スタンダードモデル (2025年6月版)
WIEN2kの詳細は、こちらをご参照ください。
テガラからのご案内
弊社では、お手元にマシンが届いてすぐにWIEN2Kを使えるよう、セットアップしたパッケージモデルをご用意しています。
このパッケージでは、WIEN2kをワークステーション本体にインストールした状態で納品いたします。
w2webによるGUI操作や、結晶構造可視化ソフト(XCrySDen)も使用可能な状態です。
さらに、弊社PCへのセットアップを実施されたお客様がクイックスタートできるよう、WIEN2k日本語マニュアルもご利用いただけます。
セットアップ済みパッケージモデルの詳細は、下記リンクよりご覧ください。
また、WIEN2kライセンスのみをご希望の方は、下記のユニポスサイトにてご注文いただけます。
ご予算や研究環境に応じたカスタマイズにつきましても、お気軽にご相談ください。
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