 

汀線測量の研究に携わるお客様より、SfMソフトウェアを使った計算を行うためのマシンをご相談いただきました。
Metashape、TerraMapper、Pix4DField、AutoCADを利用した処理を想定しており、AutoCADは補助的な使い方を予定しています。ご予算100万円付近で、メモリ256GBの構成をご希望です。
なお、現在お使いのマシンはRTX2080Tiを2枚搭載しており、実施したい処理に対して処理能力は不足していないと伺っています。GPU x2枚の構成が新しいマシンでも有効であれば検討したいというご要望もいただいています。
ご連絡いただいた内容を踏まえて、弊社からは以下の構成をご提案しました。
【主な仕様】
| CPU | Xeon Processor W-2265 (3.50GHz 12コア) | 
| メモリ | 256GB REG ECC | 
| ストレージ1 | 1TB SSD M.2 | 
| ストレージ2 | 4TB HDD S-ATA | 
| ビデオ | NVIDIA Geforce RTX4090 (内排気) | 
| ネットワーク | on board (10/100/1000Base-T x1 5G x1) | 
| 筐体+電源 | タワー型筐体 + 1200W | 
| OS | Microsoft Windows 11 Pro 64bit | 
| その他 | TPMモジュール | 
ご利用ソフトのうち、Metashape、TerraMapper、Pix4DFieldはSfM系のソフト、AutoCADはCAD系ソフトという違いがあります。SfM系ソフトのGPUはGeforce系製品で問題ありませんが、CAD系ソフトは一般的にNVIDIA RTX系 (旧Quadro系) が推奨されます。
NVIDIA RTX系のGPUでSfMソフトを利用することは可能ですが、GPUコストが大きくUPします。GPU能力を下げてコストのバランスを取ることはできますが、その場合は現在ご利用のマシンよりも処理能力が低くなってしまう可能性があります。
本件では、「AutoCADは補助的に使用する」とのことですのでSfMソフトを優先し、Geforce系のRTX4090としました。
GPU x2枚構成については、RTX2080Ti世代での性能UP手法ですが、GPUを2枚搭載するためにはGPU自体のクーラーが外排気タイプである必要があります。しかし、現時点での最新世代であるRTX4000シリーズでは、外排気タイプの製品がありません。 NVIDIA RTXシリーズのA6000であれば対応できますが、コストが倍増するという問題があります。 排気面・コスト面の問題を考え、本事例では最新のGeforce RTX4090 x1枚構成でご提案しています。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
| ■FAQ・Metashapeとは 
 ・TerraMapperとは 
 ・Pix4DFieldとは 弊社ユニポスでは、2012年よりPix4D社の日本正規販売代理店としてPix4Dの取り扱いをされている 株式会社イメージワン様と提携し、導入前・導入後の技術的サポートについても承っております (日本語での対応)。 
 ・AutoCADとは 
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