化学反応/流体解析用ワークステーション


燃焼場および気液混相現象の解析を行うお客様より、Ansys 2025 R02 に対応する計算用 PC の導入についてご相談をいただきました。
化学反応解析 (Ansys Chemkin-Pro)と流体解析(Ansys Fluent)を組み合わせた解析を想定しています。
ご予算は 80〜100 万円程度で、CPU 性能とメモリ容量のいずれを優先すべきか、費用対効果を踏まえた構成選定を希望されています。

CPU AMD Ryzen9 9950X 4.30GHz (Boost時最大5.70GHz) 16C/32T
メモリ 合計192GB DDR5-5600 48GB x 4
ストレージ 2TB SSD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A1000 8GB (MiniDisplayPort x4)
ネットワーク on board (2.5G x1) Wi-Fi,Bluetooth
筐体+電源 ミドルタワー筐体 850W Cybenetics Gold
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit
その他 3年センドバック保証 (標準保証1年+延長保証2年)

GPUの選定について

ご希望の80〜100万円という予算帯を踏まえ、CPU重視とメモリ容量重視の複数案を比較いただけるようご案内しました。
今回は、予算80万円でメモリ容量を重視した仕様をご紹介します。

CPUについて

Ansys Fluentはクロック性能やコア数が計算速度を左右します。
本構成では、ご予算内で高いクロック性能を持ち、さらに 16コア を備えたAMD Ryzen 9 9950X(4.30GHz) を採用しています。

メモリについて

メモリ容量は、CPUの仕様上最大容量である、192GB (48GB×4枚)を搭載しています。
Ansys Fluent の推奨条件である「CPU 1コアあたり 8GB 以上」 を満たしていますが、大規模解析ではメモリ不足となる可能性 があります。
メモリ容量の拡張性を重視したご提案も可能ですので、ご希望の際にはお気軽にご相談ください。

GPUについて

画面描画用としてエントリークラスのRTX A1000 (8GB)を採用しました。

このような分野で活躍されている方へ

  • 機械工学
  • 熱流体工学
  • 航空宇宙工学
  • エネルギー工学
  • 計算科学

テガラのオーダーメイドPC製作サービスは、導入時の用途に加え、将来的な研究規模の拡大を見据えたシステムの拡張にも対応しています。
各種ソフトウェア要件に応じた構成のご提案はもちろん、研究環境全体の構築に関するご相談も承っています。
お客様のニーズに合わせて最適なソリューションをご提供しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

キーワード

・Ansys Chemkinとは
Ansys Chemkinは、化学反応流 (反応流体解析) に特化した高精度な反応機構モデリングソフトウェア。燃焼解析、プラズマ反応、化学プロセスシミュレーションなどの複雑な化学反応を高速・高精度で計算することが可能で、ガスタービン、内燃機関、材料プロセス開発など幅広い産業で利用されている。高度な反応速度モデル、質量輸送計算、反応機構最適化などにも対応し、CFD解析と組み合わせることで実験依存度を大幅に低減する。

参考:Ansys Chemkin – Industry-Standard Chemistry Simulation Software

・Ansys Fluentとは
Ansys Fluentは、産業界で広く利用されている流体解析 (CFD) ソフトウェアで、熱流体解析、乱流モデル、燃焼解析、多相流、化学反応流、圧縮性流体など幅広い物理現象を高精度にシミュレーションできる。高度なソルバーと大規模並列計算に対応し、ガスタービン、半導体冷却、化学プロセス、航空宇宙、自動車工学など多様な分野で用いられている。特に、メッシュ生成や乱流モデル、反応流解析などが強力で、実験依存を減らしながら最適設計を支援する。

参考:Ansys Fluent – CFD Simulation Software

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