
DFT法 (密度汎関数法)を用いた固体の電子構造計算プログラムパッケージ「WIEN2k」を用いて、バンド構造計算を行うことを想定した構成例です。
事例No.PC-11238Aをベースに、ご予算を100万円と想定した場合の構成です。
CPU | Intel Xeon W5-2565X 3.20GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 18C/36T |
メモリ | 合計128GB DDR5 5600 REG ECC 32GB x 4 |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ストレージ2 | 8TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX A400 4GB (MiniDisplayPort x 4) |
ネットワーク | on board (2.5GbE x1 /10GbE x1) |
筐体+電源 | タワー型筐体 1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Ubuntu 24.04 |
WIEN2kでは並列性能が非常に重要となるため、ご予算内でコア数を優先した構成としています。
CPU1コアあたり4GB以上のメモリが推奨されているため、メモリ容量は合計128GBとしました。
本構成は、supercellを用いた内殻励起の計算や、slab構造を用いた計算においても、比較的計算負荷を抑えて対応できる構成です。
より専門性の高い構成は、以下の事例をご覧ください。
PC-TS2M253196 WIEN2k用マシン おすすめモデル (2025年6月版)
WIEN2kの詳細は、こちらをご参照ください。
テガラからのご案内
弊社では、お手元にマシンが届いてすぐにWIEN2Kを使えるよう、セットアップしたパッケージモデルをご用意しています。
このパッケージでは、WIEN2kをワークステーション本体にインストールした状態で納品いたします。
w2webによるGUI操作や、結晶構造可視化ソフト(XCrySDen)も使用可能な状態です。
さらに、弊社PCへのセットアップを実施されたお客様がクイックスタートできるよう、WIEN2k日本語マニュアルもご利用いただけます。
セットアップ済みパッケージモデルの詳細は、下記リンクよりご覧ください。
また、WIEN2kライセンスのみをご希望の方は、下記のユニポスサイトにてご注文いただけます。
ご予算や研究環境に応じたカスタマイズにつきましても、お気軽にご相談ください。
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